日々想々彼是落書致候


by fly_bird_man
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イトオシイ

あなたと僕とが
挨拶も交わさぬ距離まで離れてしまったとき
僕は自分の身を恨んだのは事実

あなたと出会わなかったらとか
僕に抱えるものが何もなかったらとか

そんな考えが僕の頭を雨雲のように覆い
僕は吐き気がした

僕は一人あなたに問うた
僕の中のあなたに問うた
「どうしたらいい?」

あなたは言った
「あなたが私をアイしてくれているのは分かっています
 ならば私がどうか喜ぶように望むようにしてください
 どうかそのアイのいくらかでも
 抱えるものたちに分け与えてください
 抱えるものたちを優しく見てあげてください
 あなたなら出来るはずです」

僕は僕の中のあなたの言うとおり、
抱えるものたちをアイしてみようと思った
見ていようと思った

私の心の雨雲はすうっと晴れて青空が見えて
抱えるものたちがイトオシイと思えた

僕のあなたへの不安定で心細いアイも
ほんの少し太く確かなイトオシサへと変わっていた
by fly_bird_man | 2005-12-16 13:50